絶対理想主義!

ギークだったりオタクな話題を綴っていくつもりが、今の所備忘録と化してしまっている。

rufusやwin32diskmanagerで作成したブータブルメディアが起動しないときの対処法

trueNASのメディアをrufusで作成しようとしたが、起動しない。

最終的にventoyというツールで解決した。 www.ventoy.net

このツールでブータブルメディアを作成した後、ISOファイルを普通にコピーしておく。仕組みはよく理解していないがこのツールが起動した後、ISOを選ぶ画面になるので起動したいISOを選択すると起動してくれる。

・顛末

rufusでメディアを作成したが起動せず。DISKPARTでcleanしたりUSBメモリの相性や故障を疑い手持ちのUSBメモリを片っ端から試したりするも起動せず。 また作成時にタスクマネージャーで監視していると極端に速度と平均応答時間が上下し、何かが詰まって断続的に書き込まれているような挙動。

ログを見てもGUIで書き込みが進んでいるように見えても

Opened \\.\PhysicalDrive4 for exclusive write access
Requesting logical volume handle...

という箇所で止まっており、他にも

No volume information for drive 0x84

などのメッセージが出ている。 ディスクの管理から見てもディスクの管理から確認すると先頭に4MBのEFI領域がある他は未割り当てとなっており、書き込み後抜き差ししてエクスプローラーから見ても開けないので書き込めていないのか? と思ったが、未割り当てになるのはどうもそういう仕様らしい。 github.com

So Rufus will write in DD mode, with the partitioning the makers of the ISO decided on, which means a 4 MB EFI System Partition (the 4 MB partition you see), and a non-Windows readable larger partition.

代わりにwin32diskmanagerも試し、こちらは連続的に書き込みが発生しており書き込めていそうな雰囲気だったが起動せず。 背面のUSBポートも試したが症状は変わらない。

調べている途中で、windowsだが似たような症状の人を発見。ツールを変えて成功したようだけれど、言及されているツールはwindows用っぽい。 techlive.tokyo

再度freenasに検索語句を戻して調べると、最新投稿(Oct 20, 2022)で冒頭のツールが言及されていた。有用なレスなのに時間が経っていて返事がないのが悲しい。 www.truenas.com

Having had this issue right now replacing the boot disk of an old NAS, I can suggest to use Ventoy (https://www.ventoy.net), it will create a bootable USB disk and then will allow you to boot any ISO copied on the USB disk itself. It has the added benefit you don't have to reformat the disk each time, just copy the ISO to it.

かなり昔だが以前にもCentOSだったかのUSBのブータブルメディアが作成できず、結局DVDからインストールした。 時代が進んでいろんなツールが便利で簡潔に完結するようになったと思うけど、ちょっと表面的なことから外れるとこういうところは変わらないんだなと思う。 結局本質的な原因はわからないし、おま環と言われても仕方ないけれど。 昔使っていたNASが停電してから起動しなくなってしまい復旧で吸い出すために作業していたのだけれど、自作NASとかトラブルシューティング面倒でもうやらないだろうなあ。